大学時代、講師だった弁護士・北原に密かな想いを抱いていた久世だったが、彼が結婚していることを知りその気持ちを封印した。だが7年後、偶然彼の事務所で助手として勤めることになり、久しぶりに再会した北原の左手薬指からは指輪が消えていたのだった…。