著者名:
遠藤雅司 | |
モーツァルトとベートーヴェンの時代、ウィーンの宮廷楽長に君臨したアントニオ・サリエーリ(1750-1825)。フランス革命〜ナポレオン戦争という激動の時代を経験し、のちに「モーツァルトを毒殺した男」の烙印を押されてしまった人物ですが、実は心優しく、家族思いの人物で、しかも甘いものに目がないという知られざる一面も。そんなサリエーリを案内人に、彼の生涯を彩ったオペラの世界から当時の食文化、さらにはオペラの舞台となった古代〜中世の食を読み解きます。総合芸術オペラの世界に花開いた音と食のコラボレーションを目と舌で楽しむ異色の人物伝+文化誌。
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