著者名:
新井英樹 | |
石川凛、16歳。とびきりイキのいい人気者でヤンチャ者。北海道の小さな町で、母と祖父母に育てられた。そして今、高校を中退し旅立ちの時を迎えつつある。先のことなんて考えちゃいない。話の流れでなんとなく東京に出ることにした。得意といえば、ダンス。運動神経もかなりいい。何考えてるかわからん、ともよく言われる。今はまだ自分が何者になるかも知らないでいる凛。将来はボクシングの歴史にその名を残すことになるとは露ほども――。▼目次第1発 「初めまして!」第2発 「ま、いんでないかい」第3発 「欣二さんです」第4発 「スローハンドと呼ばれたそうっス」第5発 「発射後、汚れなき頃の話でもひとつ」第6発 「特訓“レイラの穴”……ゆるくねー」第7発 「ちょっと いいかも」
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