やまだ書店からのお知らせ
2024/02/21
2月26日13時頃より15時頃までシステムメンテナンスを実施いたします。

≫詳しくはこちら

深大寺線物語

著者名: 楠田文人
作品詳細

 深大寺線始点となる深大寺線調布駅の北口を出たすぐ右に、古い電車の車両がある。ここが、廃車になる前に車内を改装して作った「深窓館」。このシリーズの舞台になるカフェだ。 深窓館のホットドッグは人気があり、これを目当てに多くの常連が店に集まる。午後六時頃になると現れるのが常連の一人、小石弥平だ。いろんな人の悩みを、話を聞くだけで解決してしまう。時には、殺人事件までも…。 今回の事件の被害者は、新田さんのお婆ちゃん。食中毒で救急車に運ばれた後、病因で亡くなったという。小石が「魚の煮付けを食べた後、体の痺れを訴えて救急車を呼んだらしい」と言うと、店にいた客が「やっべぇ!」と立ち上がった。

出版社:マイカ
話で読む
巻で読む