大東亜戦争に対する日本の基本戦略は、東南アジアの資源地帯から米英蘭勢力を駆逐した後は、対米、すなわち太平洋は防御、攻勢の主方向は、インド洋と中国だった。この基本戦略通りに戦ったならば、日本が負けることにはなり得なかった──米国人歴史学者が検証した“太平洋戦争の真実”には、日本人が大東亜戦争を見直す際の教訓に溢れている。