生きていく事って、くだらない事の連続だって思ってた。女子高生をありがたがるオジさんも、すべてが面倒で流されるだけの私もくだらない…。家に帰っても今日も母さんは仕事でいない。学校へ行けば地毛が薄い色の私に髪を染めろと言う教師。好奇の目で見てくるクラスメイト達。そんな中で中田先生だけが、他の人と違った。私を解ろうとしてくれた。でも私は大人を信じるのが怖い。人を好きになるのが…怖い。