京都老舗の呉服問屋「葛原」の跡継ぎである楓は、四季ごとに一本ずつしか織らないという伝説の反物師・尭庵の元に依頼に向かう。しかし尭庵は花を使って染色しているため、季節はずれを理由に断られてしまう。その後。花の代わりに楓の「気」を使って染めることもできると尭庵に言われ喜ぶ楓だったが、「気」を取り込む方法としていきなり尭庵に抱かれてしまい――!?