著者名:
和田秀樹 | |
私たちは、自分を「幸福だ、幸運だ」と客観的に判断しているのではありません。私たちは、起こっているすべてのことを見たり、感じたりしているのではなく、自分の注意のいく情報のみを処理しているからです。「プラス思考」ができる人は、たとえ逆境にあっても、そこから自分にプラスになるようなことを考え、心持ちもへこみません。行動も積極的で、対人関係も広げられ、その結果、人生を開いていくことができます。しかし、マイナスの面ばかりに注意がいく人は、どうせ何をやっても無駄だと最初から諦めてしまうため、対人関係や行動も消極的で、現実を打開する気力も機会も失ってしまいます。マイナス思考のものの見方やとらえ方は、考え方のトレーニングで変えることができます。本書で、精神科医の和田秀樹先生が、自分を肯定的に捉え、自分の可能性を広げられる「プラス思考」になる7つの方法をアドバイスします。「マイナスに考えるクセ」は変えられます。
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