「早くしなさい!」「早く早く!」と口にしたことのないお母さんはいないでしょう。子どもが「ゆっくり」なのは「ゆっくりリズム」が心地よいから。お母さんの「せかせかリズム」は、子どもには不協和音です。お母さんにたえず急かされていると、親の目を気にし、自分の長所が育たない子どもになってしまいます。学校で皆といっしょに急かされるのだから、せめて家では「ゆっくりリズム」を大切に。子どもの心の成長を大きな気持ちで見守りましょう。児童心理が専門の多湖輝先生がお母さんへの提案した本です。