圭吾の元に届いたのは来週結婚式を控えた兄が飛行機事故で死亡した報せだった。義姉は籍を抜かず、夫の実家で暮らしはじめる。年の変わらない兄嫁に淡い想いのあった圭吾は、健気な彼女をたびたび見守るだけで幸せだった。だが両親が不在となったある日、泊まっていくようにねだる義姉。あどけない顔と不釣り合いに豊満な身体、寂しげな色香を漂わせる彼女に、禁断の愛が疼く……。