弟と訪れた砂漠の国ハイラで『第一王子の客人』として、宮殿に招かれた瞬。賓客をもてなす責任者として現れた弟殿下カイスは華やかだが作り物めいた嘘くささがあって…。警戒心を強める瞬だったが、カイスといるとどうも調子を狂わされてしまう。更には弟を守る為に「兄」である事を意識し続ける瞬のそれを「依存」だと指摘されて-。思わず上げた抗議の声を唇で封じられた瞬は、甘い言葉を囁きながら肌を這うその手によってイかされてしまい!?