周は、異国の館で美貌の伯爵・ジュードと出会う。絶対的な自信を湛えながらも、翳りを帯びるその視線に囚われた周は、「お前が欲しい」というジュードの情熱的な言葉と共に接吻と愛撫を仮初めの恋人として受け入れた。だが、既に自身の進む道を定めていた周は、彼に溺れそうになる気持ちから逃れるように帰国するが…。