堕ちきれないまま極道に身を置く真也は、敵対する組の若頭・生野の罠に嵌り強引に体を押し開かれてしまう。味わったことのない悦楽にいいように喘がされ、憤る真也だったが、生野と関わり合ううちに、極道さえも陥れるヤクザらしからぬその不可解な行動に迷いを抱くようになっていく。「おまえはこれ以上堕ちるな」と向けられる、闇を宿した瞳。-やがて真也は、彼の行動も自分に対する執着もすべて、過去に起こった事件の贖罪だと気づき!?