演奏だけでなく、身体でも俺を満足させろ。恩人を亡くした琴の奏者・麗華の前に現れたのは、春の宴で出会った青年・俊青。助けてくれるかわりに、彼は麗華を自分のものにすると宣言して!? 褥で施される濃密な愛撫、淫らな舌技、そして不安げに囁かれた「俺の傍を離れるな」という言葉。出会ったのは宴の席で一度だけ。なのにもっと前から自分を知っているような彼の口ぶりはなぜ? 不思議に思いつつ「この不器用な人を愛してみよう」と決意する麗華だが…。