著者名:
著:丸山 貴史/イラスト:しょうのまき | |
ゴリラ、ゾウ、キリン、オランウータン…。だれもが知っている動物たち。でもそのオスとメスの違いまで説明できますか。いま、地球にいるほとんどの生物には、オスとメスという「違い(性別)」が存在します。それはなぜでしょうか?理由は簡単。「生きるために有利だから」です。例えば、キリンはオスのほうが大きく、メスのほうがやや小ぶりです。それは「単純にオスのほうが戦うために大きくなった」ではなく、「オスとメスで、食べる木の高さをずらすため」なのです。キリンの特徴的な長い首では、食べられる木の葉が限られています。もし同じ高さの葉をオスとメスで食べていたら、たちまち食べものに困ってしまいますよね。このように、オスとメスの見た目の違いだけではなく、「どうしてそんな違いが生まれたの?」まで深掘りすると、その動物たちの生きる世界が見えてくるはず。本書では、そんな生き物たちの進化の不思議を「オスとメス」で紹介しています。
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