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2024/02/21
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THE ALMIGHTY DOLLAR 1ドル札の動きでわかる経済のしくみ

作品詳細

読み物として面白く、国際情勢が理解でき、経済学も学べる。ドルに焦点を当てることで、これほどまでに世界経済が見えてくるとは。本書の優れた点は、ドルを主役にして世界を回りながら、それぞれの国が抱えている経済問題を浮き彫りにすることです。と同時に、アダム・スミスの分業論やデヴィッド・リカードの比較優位論など経済学の基礎理論が具体的に学べることです。(監訳者:ジャーナリスト・池上 彰)グローバル経済を動かし続けているドル。その紙幣の半分はアメリカ国外で流通し、世界を巡るドルの大半は中国の手にある。ドルが世界を渡り歩くとき、そこでは実際に何が起きているのか? 私たちの生活にどんな影響を与えるのか?なぜ中国が世界最大の製造国で、アメリカが世界最大の消費国なのか?自由貿易は本当にいいことなのか? なぜ国家は地球の反対側の国との架け橋を築こうとするのか? テキサスの郊外で買い物に使われた1ドル紙幣は、中国の中央銀行、ナイジェリアの鉄道、イラクの油田へと渡る。そうしたドルの動きを追いながら、エコノミストのダーシーニ・デイヴィッドが日々のニュースの背後に潜む経済的な事実を明らかにしていく。グローバル化した世界の仕組みはどうなっているのか。本当に権力を持つのは誰で、それが人々に何をもたらすのか。それらがいま解き明かされる。

出版社:かんき出版
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