「あい」ある日、奏多はスーパーで天使のように可愛らしい男の子に出会う。落としたオレンジを拾ってくれた笑顔は見ているだけで夢中になるほど魅力的だった。その上、その子の父親も端正な顔をしていて、見とれてしまうほど。なのに!「きみのすべてが私の好みだ。この出会いは運命的だと思わないかい?」いきなり奏多を口説いてきて――!?―!?