著者名:
菜波/もなか知弘 | |
司法試験に合格し、新米だが弁護士という職業を勤めている文子。小学生時代、家が貧乏だから「貧乏神」というあだ名をつけられた。そんな同級生たちに「弁護士になりましたよ?」と優越感に浸る為、同窓会に出席をする。テンションの高い同級生を横目に、一人端っこで食事を進めていると、一人のイケメンが隣に座った。その男は、大きな会社を幾つも持っている財閥の御曹司:龍造寺円架。「あ、貧乏神さん……?」いきなり失礼な一言を発する男だが、話し込むうちに意外な一面が垣間見え、気がつくと二次会には行かず、二人で高級ホテルのスイートルームにいた……。
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