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2024/02/21
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「秋田のターシャ」と呼ばれて

著者名: 佐々木利子
作品詳細

鳥海山の麓、秋田県にかほ市の小さな集落にあるイングリッシュガーデン。強い意志を持たないとたどり着けない場所ながら、全国から訪れる人が絶えない名物庭園です。荒れた竹藪をひとりで開墾し、美しく生まれ変わらせたのが佐々木利子さん。夢を叶える不屈の精神と花を愛し育てるグリーンフィンガーを持ち、訪れる人の心を解きほぐす飾り気のない人柄。いつしか「秋田のターシャ」と呼ばれるようになりました。けれど、その強さと明るさの裏には厳しい人生の試練がありました。本書はそんな佐々木さんの暮らしの歳時記。美しい庭の四季を1年かけて撮り下ろしました。【目次】ここは意志を持たないと辿り着けない隠れた花園●思いが強ければ願いは叶う 秋田のターシャと呼ばれて/自分が生きるためにつくった庭/たったひとりで竹藪を開墾 畑にも花を植えた/転機となったフランス農家民泊研修◯早春から夏 庭の手入れ/山の畑/花案内  ◎4月…球根類が咲き乱れ春の訪れを喜ぶ ◎5月…新緑の頃。可憐な小花を見つける ◎6月…バラやシャクヤク。絢爛豪華な花たちの饗宴 ◎7月…緑が深まり、ハーブの香りに包まれる●鳥海山の麓で生まれ大きくなった 実家を離れ、育ての親と過ごした幼い頃/オニヤンマと父の死、生きる気力を失くした夏 父の一周忌直後に倒れた母と妹の死/憧れは「大草原の小さな家」の暮らし 最初は妹のため、いまは自分のため/ターシャ・テューダーを知らなかったのに●「ターシャの庭」がつなぐ縁 訪れた人の言葉がつまったノートが宝もの/「癒される」と言ってくれる人に力をもらって 花の声を聴いてつくる庭◯秋から冬 ◎11月…草木を刈り込み冬に備える いちじく三昧/花案内 ◎1月…薪ストーブの前で、手仕事に精を出す 冬の手仕事/みつろうキャンドルをつくる●村おこし「千年の村大竹」 鳥海山大噴火によって生まれた奇景/自分で調べた「大竹千年の歴史」 そして、道端に花が増えた〈秋田にかほ市ガイド〉

出版社:主婦と生活社
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