著者名:
堀口智之 | |
あなたは身の回りの事象を“論理的”に読み解けていますか?世界の解像度を上げ、本質を掴む。「数学」は大人の必須科目、最強の思考ツールです。日常を数学的視点でみてみると、いまよりグッと世の中が鮮明に、面白く見えてきます。本書は、数学を数学っぽく語らないことを目指しました。定義や公式から丁寧に学ぶのではありません。「1杯目のビールが美味しいのはなぜ?」など、過去の記憶やエピソードとつなげながら数学の世界を知れるように構成しました。一度は数学に挫折したことがある大人は、数学を正規のルートで学ばない方がよいのです。同じ道はたどらないでください。だからこそ、新しい道をご提案します。論理的に“本質”を掴む最強の思考ツール「数学」。ビジネスマンにもおすすめの、大人のための知的エンターテイメント数学講座、開講です。【目次】プロローグ 数学が苦手なあなたは勘違いをしている。第1章 数学の「ややこしさ」について再検討してみる。 ―マイナス×マイナスはなぜプラス? 割っているのになぜ増える?コラム 1=2だった!? この証明の嘘を見破ろう第2章 「関数」で世の中の仕組みを知る。 ―コーヒーのサイズは「1次関数」? ボリュームディスカウントの仕組み第3章 「2次関数」でビジネスを最大化する。 ―「素数」って何の役に立つ? 一番儲かる価格は?コラム 関数はyではなくf(x)でとらえよう第4章 「因数分解」でアタマのなかを整理する。 ―言葉は全部「不等式」でできていた? 第5章 「指数関数」で成長サイクルをとらえる。 ―感染症も投資も企業の成長も全部一緒!第6章 個人の感情も世界の経済も「対数」で読み解く。 ―1杯目のビールが美味しいのはなぜ?第7章 現実を「数列」で評価する。 ―人生の半分は16歳!? その広告には価値がない?第8章 「確率」と向き合って問題解決につなげる。 ―なぜ1秒で当確がわかる? 保険料はどうやって決まる?第9章 「論理」で課題を定義する。 ―「美味しいなら、売れる」がなぜ間違っているのか?コラム スコットランドの羊を見て数学者が言った一言とは?第10章 「微分」で未来を予測する。 ―インフルエンザの流行を予測するには? 天気予報はなぜ当たらない?コラム 我々が学んでいるのは、江戸時代の数学って知ってました?エピローグ 数学は、上手に生き抜くためのヒントになる。 ―バタフライ効果で人生の傾きをプラスに
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