やまだ書店からのお知らせ
2024/02/21
2月26日13時頃より15時頃までシステムメンテナンスを実施いたします。

≫詳しくはこちら

終わりの歌が聴こえる

著者名: 本城雅人
作品詳細

彼らに残っていたのは、もはや後悔だけだった。19年前に世間を騒がせた、ある天才ギタリストの「伝説の死」。その美しい旋律に掻き消された慟哭の真相とは――?コカイン所持で逮捕された男の暴露によって、19 年前の事故を、殺人事件として再捜査することになった。当時人気絶頂のさなか、ホテルの部屋で死体となって発見されたギタリスト・鈴村竜之介。時を経て、その被疑者に浮上したのは、鈴村と同じバンドの元メンバーで、今はソロとしてブレイクしている木宮保だった。事故死か、殺人か、それとも――?当時の関係者を回り、執念の捜査を進める二人の刑事たち。音、絆、女、薬……あの日、あの部屋で、何があったのか。やがて狂騒の真実が白日の下にさらされる!濃密な人間ドラマと哀切を極める結末。ミステリー小説の白眉!小説を書いて12年、描きたかった物語がやっと完成しました。これなら読者は楽しんでくれる、そう確信した私の自信作です。――本城雅人

出版社:幻冬舎
話で読む
巻で読む