著者名:
三宅香帆 | |
「○○なとき」→こんな本を処方、という形式で書評していきます。《効用一覧》ディケンズ『荒涼館』→「まっとうに生きよう…」と仕事へのやる気が起きます。司馬遼太郎『坂の上の雲』→おじさんおばさんであることを受け入れられます。浅田彰『構造と力』→恋のエネルギーを学問へのエネルギーに変換できます。高野文子『るきさん』→残業で疲れきった夜も、なんだかご機嫌になれます。風呂にはいりたくないとき→さくらももこ『たいのおかしら」、怒られた日の夜→豊島ミホ『夏が僕を抱く』、合コン前→『風と共に去りぬ』『アンナカレーニナ』、死にたいとき→立花隆『臨死体験』ほか。※効果には個人差があります。
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