「学校やめるって言葉、ずっと言いたかった」高校生活に退屈しているヒトミとチサトは、ある日、工事中のビルの上にあるクレーンから神秘的な夜明けを見た。その光景は、彼女たちを最高に自由にさせる。そして次の日、チサトからヒトミに宛てられた1通の手紙……。波しぶきのように輝く言葉の交換が始まった。はかなくて、美しすぎるストーリー。