著者名:
舟橋三十子 | |
音楽はとかくメロディが注目されがちだが、実は「和音」が果たす役割も大きい。メロディのようにはっきりと「記憶」には残らないけど、「心」に残るのが和音である。和音によって「緊張」と「弛緩」が表現され、音楽の“表情”が一変する。和音がつくことで音の厚みが増し、音楽の響きが変わるのだ。和音とは音を重ねることだが、「1+1+1=3」にはならず、その魅力と快感は無限である。本書ではその成り立ちや進化の歴史、国ごとの和音の特徴や違い、作曲家の和音の好みがわかる。★一部の音がサイトで聴けるから、和音のおもしろさや重要性を実感しながら学べる!
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