「俺にお前をくれないか?」ロッカールームでいきなりリヒトに唇を塞がれたレイリ。だけど今のレイリには最愛の義弟・ヒノトが…―空軍エースパイロットのレイリは、自分の背を守る唯一無二のパイロット・リヒトと、遠い昔に激しく身体を重ね合っていた。これは寂しさを埋めるため?それとも独占欲?…自分だけのモノにしたいから?レイリを慕い、泣いて懇願するヒノトを、調教して、馴らして、そして…三人の想いは縺れて絡まる。