「おまえが抱けるんなら何だってするさ」鳴神組の双璧と呼ばれる武闘派の真砂と頭脳派の千郷。真砂に口説かれ続けていた千郷は、8カ月前に1度だけ身体を許した。だが、心までほだされたわけではなく、千郷のためにムショ入りした真砂が出所してきても変わらず邪険に扱う。真砂が心をも奪おうと画策する一方、千郷は亡き先代を愛した自分が彼にすべてを許す日がくるとは思えず…。そんな折、敵対組織が絡む事件に二人は巻き込まれていき――!?