うたた寝から目覚めさせたのは、胸を這う温かな感触。教え子が、実の息子が、翔子の乳房をまさぐっている。そう、もっと吸って。私はあなたのお母さんなのよ……。いじらしさに、とめどない母性が倒錯へと歩ませる。十五年の時をへて、教師と生徒として再会した愛息。もう放さない……優は私のもの、私は優のもの。