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2024/02/21
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ぼくは0てん

著者名: 山縣 良和
作品詳細

落ちこぼれの「ぼく」にだってそとの世界は、きっとある。そもそも「点数」って、なんだろう? ぼくも0てんをもらったことがあって、そのときから0がすきになった。――谷川俊太郎いつも「0てん」ばかりとって、いじめられていた「ぼく」は、いいてんをとって認めてもらおうと必死にもがくけれど……世界も注目するブランド「リトゥンアフターワーズ」のファッションデザイナー・山縣良和が、故郷の鳥取へと帰る深夜バスの中でふと思いついた物語。勉強もできず自信の持てなかった子供時代を過ごし、やがてイギリスへと飛び立っていった自身の半生に重ねる。0てん、12てん、36てん、59てん、78てん、85てん、100てん……「点数」「クズ」「ゆうめい」といった “レッテル貼り"“他人の評価"から自由になって、自分の得意なことを見つけ出していくストーリーを、愛らしい「てんすう」たちのキャラクターで描く。 ◆著者紹介1980年、鳥取県生まれ。ファッションデザイナー。高校を卒業後、大阪の専門学校に通うも中退。その後、渡英。2005年にセントラル・セント・マーチンズ美術大学を卒業。在学中に世界的ファッションデザイナーのジョン・ガリアーノのもとでデザインアシスタントを務める。2007年、自身のブランド「リトゥンアフターワーズ」を立ち上げ、ファッションを通して様々な表現を試みている。ファッション表現の学びの場「ここのがっこう」を主宰し、活躍するデザイナーを数多く輩出。著書に『ファッションは魔法』(坂部三樹郎との共著。朝日出版社)。

出版社:朝日出版社
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