著者名:
渡辺やよい(著) | |
「どうせ死ぬ身でした。お好きにしてかまいません」虐待された女性たちを救うNPOのリーダーである有坂和希は、雨の中、断崖絶壁で立ち尽くす三十代半ばの生田良美を見つける。色白の肌、憂いのある瞳、セミロングの黒髪……。艶めかしい彼女は雨でずぶ濡れだった。絶望的な雰囲気を感じ取った和希は、近くにある断崖温泉に誘うことで、自殺を思いとどまらせる。自暴自棄になった彼女を強引に抱きよせた和希は唇を塞ぎ、クリトリスを責めて官能に浸らせる。しかし「やり過ぎた」と途中で思いとどまり、ひとり宿に向かうのだが、良美は和希のあとを追いかけてきて……。
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