33歳の村井加奈子は、3年前に夫の圭介を車の事故で亡くしてしまう。ところが、いつしか圭介は幽霊となり、度々加奈子の前に現れるようになった。生前から世話焼きだった圭介は、残された妻が心配で仕方ないらしい。最初は戸惑った加奈子も、徐々にこの生活に慣れてきた。だが所詮は幽霊、三十路女の体内から湧きあがる性欲を解消することは出来なかった。そんな日々が続き、さすがにオナニーでは満足出来なくなった加奈子。大瀬という週刊誌の記者に近づき、ついにはセックスをしてしまうが……。