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2024/02/21
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乳くり新八

著者名: 文月芯(著)
作品詳細

初夜を迎えた佐一郎夫婦の寝間を、息をひそめて覗いているふたりの男がいた。ひとりは、佐一郎の父で初老を迎えた山田庄右衛門、もうひとりは佐一郎の弟新八。ぼんやりと行灯のともる寝間では、嫁の早枝が胸をはだけ、まさに乳を揉まれているところだった。やがて明かりが消え、あえぎ声とともに感極まる声が聞こえたのだが、どうやら佐一郎ひとりがイッた模様。勝手に覗いていながら、その不甲斐なさに憤慨する庄右衛門と新八。美しい兄嫁に不埒な欲望を抱く新八は、手淫をしながらよからぬ姦計を立てるのだが……。

出版社:スコラマガジン
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