35歳の人妻・加奈は、毎年、夏の間、親友の旅館である手伝いをしていた。それは遠藤という会社社長の世話をすることだった。豪快な遠藤に加奈は惹かれ、淫欲を貪り合う関係に。今年も遠藤と逢える、と心を焦がす加奈だったが、現地に着くと、遠藤が亡くなったことを知る。悲嘆にくれる彼女の前に現れたのは、遠藤の息子・敬一郎だった。彼は、父の日記に「遺産は、加奈という人妻だ」と書かれていたことを告げる。新しいご主人さまとなった敬一郎の前で、加奈の体はいやらしく蠢きだす…。