著者名:
睦月影郎 | |
まだキスの経験もない小心で気弱な童貞学生・祐一は毎日、アパートの隣りに住む家主の妻と娘のことばかり考えていた。美沙緒はやさしい女神のような熟女、一人娘の圭子は水蜜桃のような甘酸っぱい匂いを放つ十五歳の美少女だ。圭子の家庭教師を頼まれ、なまじ家主の家に出入りしているだけに、彼女たちの振りまく妖しいフェロモンに翻弄され続けるしかない祐一。ところがある日、酔って帰った二階の女子大生が窓の外でダウンしているのを見て介抱してやり、それをきっかけに何とか童貞を卒業するチャンスに恵まれると、ついについに行動を起こすことを決意。嘘の用事で美沙緒をアパートの部屋に呼び込んだ祐一は、強引に抱きついて……。
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