著者名:
睦月影郎 | |
レストランでアルバイトを始めた高校一年生の山賀悠一は、先輩バイトの美幸のことが気なって仕方ない。近くの女子校に通う一級上の彼女は、清楚で真面目、お嬢様の雰囲気を持っている。だが、引っ込み思案の彼はまだ挨拶を交わすのが精一杯、何とか仲良くなるきっかけはないものかと思っても、行動に結びつかない。こっそりロッカーを開けて、美幸の匂いを感じられる持ち物をさがして勝手に盛り上がるのが関の山。そんな彼に目を留めたのは、たまたま店に顔を出した女社長の真樹子だった。少しきつい印象ながらスタイル抜群の熟女は、ウブな悠一にことさら興味を抱いたようで、事務所まで荷物を運ぶように言いつけて……。
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