著者名:
北山悦史 | |
荒木拓馬は駅のホームで偶然、美貌の整体師・鳥海千香子と再会した。高校時代、部活で腰を痛めて通った治療院で、一度だけ研修中の彼女にマッサージをしてもらったことがあり、あまりの気持ちよさに射精してしまった記憶がなまなましく甦ってきた。二年ぶりに顔を合わせた千香子は、独立して一人で治療院をやっているが、このところ疲れが溜まって体調が悪いという。治療のツボはわかっていても、自分で触れない位置ではどうしようもないと聞かされた拓馬は、彼女の指示に従って指圧してやることになった。だが、部活でスポーツマッサージの心得がある彼は、しだいにツボ圧しだけでは物足りなくなり、つい邪な気持ちが働いてしまい……。
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