会社の研修で長野の山間に来ていた藤崎は、自由行動の時間に一人で森を散策し、小さな湖で泳ぐ美少女に出会った。美江と名乗ったその子は小学六年生、まだほんの子供なのに、幼くも妖しげな色香を漂わせ、気弱な彼を惑わした。たまたま初潮を迎え、うろたえる美江を別荘まで送ってやると、母親の優子にあらためてお礼をしたいと言われ、東京に戻ってからマンションを訪ね、彼女とも親しくなった。だが、少女の魅力に取りつかれた藤崎は、まだ熟さない果実に好奇心をかき立てられ、優子の目を盗んでこっそり手を出してしまう。禁断の果実に顔を埋めると、意外にもそこは甘い蜜を溢れさせ、まるで熱い肉の塊を待っているかのようだった――。