著者名:
北山悦史 | |
最近、夫は抱いてくれない。今日も遅く帰ってさっさと寝てしまった――渇くような疼きを持て余す真菜美は、夜中にふと目を覚まし、隣のベッドにいない夫が、トイレにしてはずいぶん長過ぎると不審を抱き、階下へ様子を見に行った。すると、義父が出張でいない寝室で、あろうことか母と息子が淫らな行為に耽っているのを目撃してしまう。衝撃と嫉妬は日がたつにつれて深まり、真菜美は一人悩み苦しんだ。そんな彼女をやさしく労ってくれたのは義父だったが、いつの間にか誘惑に変わり、やがて真菜美も不義の交合を犯すことに……。エネルギッシュな義父の肉棒でよがり悶える若妻、真菜美。だが、それは倒錯の性宴のほんの入口に過ぎなかった。
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