著者名:
睦月影郎 | |
姉夫婦が経営する長野のペンションでアルバイトをすることになった耕司は、女子高のバレーボール部が合宿に来ると聞いて心を躍らせた。何しろゴールデンウイーク中の五日間は彼女たちで貸し切り状態になるという。しかも臨月の姉はいつ陣痛が始まるかという時期で、今は夫婦して麓にある夫の実家からペンションに通って来るから、彼が一人きりで仕事を任される時間が多くなるのはさらに楽しみだった。ところが、好奇心の固まりのような少女たちは予想もしなかった奔放ぶりで、彼を性体験の実験台にしようと、夜中に部屋に忍んできた。そして、黙って寝ててくれればいいと言い、期待で疼く耕司の体を好きなようにいじり回すのだった――。
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