著者名:
睦月影郎 | |
実母の顔さえ知らない十六歳の慎也に、美しい義母ができた。しかも三十二歳という若さだ。画家である父のモデルとして、アトリエで裸体を晒す義母をこっそり覗き見ると、脂の乗った肢体や意外と初々しい桜色の乳首に甘い疼きを覚えずにはいられない。近所に住む美大生の手ほどきで初体験をすませた彼は、義母の熟れた匂いに牡の欲望を抑えきれなくなってしまう。ある日、やや風邪気味のところをさも具合悪そうに振る舞い、心配する義母に、寝付くまで一緒に布団に入っていてほしいと甘える。だが、もちろん眠るつもりなどなく、腕枕をしてもらい、ブラウス越しの巨乳と甘い匂いに股間を強張らせるうちに、高ぶる気持ちはますます大胆になっていった。
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