小林瑞希は新人イラストレーター。21歳ながら、親元を離れ、一応それで飯をくっているのだが、極端に目が弱い彼は、資産家で心配性の父親から、瑞希の身の回りの世話と、長時間パソコン作業をしないように≪お目付け役≫をつけられる。言わば瑞希の執事である、その男の名は菊池忠興。彼は勤務時間が終わる19時になると、瑞希にとって容赦なく厳しく、とろけるほど甘い恋人に豹変する…。