超ビンボーな逢坂大輔は翠ヶ浜高校に通う奨学生で、人の名前を覚えるのが大の苦手。ある日、堂々と遅刻をしている先輩を発見し、裏口から手引きをしてあげた。先輩は顔はキレイなのに笑い上戸で、大輔は一度で名前を覚えてしまった。実は先輩・小石川伊織は校内では知らぬ者がいないほどの有名人なのだが、大輔は全然知らずに、いつの間にか、伊織に家庭教師をしてもらうことになってしまった―─!?