「君に恋する男より」──全ての歯車が回り始めた一通のラブレター。主人公の新庄渉は、このことをバンド仲間であり親友の久我雄二に相談する。それは、今の2人の関係を崩すことになって…。親友というつながりが辛くなったとき、もう一歩近い存在になりたくなったとき…、手紙と歌は想いを運ぶ──。高坂結城が贈る切ないセンシティブラブストーリー。