やまだ書店からのお知らせ
2024/02/21
2月26日13時頃より15時頃までシステムメンテナンスを実施いたします。

≫詳しくはこちら

それでも医者になりたい君たちへ

著者名: 和田秀樹
作品詳細

今年(2004年)から国立大学が法人化され、また国家試験合格後、2年の研修が必修化され、研修医でも、それなりの給料がもらえるようになった。かつて君臨していた医局も解体の方向に向かい、医者の世界も急速に変わりつつある。しかし、「憧れの職業」であった医者も、収入の面でビジネス・エリートたちに水をあけられるようになってきており、必ずしも「リッチな職業」ではない。財政が厳しくなるなか、日本の場合は、患者が自腹を切る分が少なく、保険や税金で賄われる部分が大きいので、全体の医療費を切り詰める方向になることに加え、毎年7,000人以上が新たに医者になるので、パイは減少する方向だ。ただし、「発想を変えればリッチになる方法は、じつはないわけではない」と著者はいう。その具体的な中身、つまり、これからどのような医療ニーズがあるかなどについては、本書を読んでいただきたい。好評既刊『医者をめざす君たちへ』の続編。

出版社:PHP研究所
話で読む
巻で読む