著者名:
萌木ケイ | |
「……先輩の、おっきくなってる……」そんなこと言うつもりじゃなかったのに。だってここは砂浜、遠いとはいえ人だっている。いつ気がつかれるとも限らない。なのに……。わたしの左手はほとんど無意識にそれを求めて動き出した。「紀ちゃん……」先輩はわたしの水着を直して体を起こすと、腰をこちらに少し突す。その向こうに波と戯れる小さな人影がたくさん見えていた。「いいよ。たっぷりさわって」その言葉がスタートの合図になった。わたしはゆっくりと、形を確かめるようにソレを上下にさすり始めた。1日2万アクセスを誇る官能小説サイト「萌木ケイの官能小説」の人気作品を電子書籍化。
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