著者名:
朝陽ゆりね | |
「花好きの朱莉《あかり》は出版社に就職し、花雑誌『花の城』編集部で働いている。上司である望月《もちづき》を激しく想っているが、入社三年目の半人前では告白なんてとんでもない。しかし、いつか告白しようと決意していた。そんな時、若者向けのファッション雑誌を扱っている女編集長・刈谷《かりや》が望月に言い寄っているシーンを目撃。強引なキスに朱莉は呆然とする。刈谷は大手メーカーの社長の娘で、クライアントとして会社に広告を打っている手前、誰も歯向かえない。悔し涙を流す朱莉だったが、望月から食事に誘われる。刈谷のことを聞かれ、不満をぶちまける朱莉だったが、そんな態度が望月に火をつけてしまい、ホテルに引っ張って行かれて──」
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