著者名:
水城のあ | |
生まれ育った田舎の商店街で、両親とともに花屋で働く葵。ある日、幼なじみで地元旅館の息子、翔太が目の前に現れた。大学から東京に行っていた彼は、実家の旅館を継ぐために地元に戻る決心をしたと言うが、高校生のとき翔太に思いを寄せていた葵は困惑。彼と顔をあわせるたびに好きだった気持ちが溢れだし、やがて二人の止まっていた時が動き出す。しかし彼にはお見合いの話があるという噂を聞いて……。彼に好きだと告げられたけれど、このまま一緒にいてもいいの? ただ好きだという気持ちだけでは一緒にいられないの? 大人になった分もっと上手に恋ができると思っていたけれど……。
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