裕太は筋肉質のたくましいからだ。あたしの背中に回った手の動きがしだいに荒々しくなり、熱い鼻息があたしの顔や首筋をひっきりなしになでる。あたしはボディソープのポンプを押してソープのヌルヌルした液体を手のひらにのせた……。裕太にあたしはコマみたいにくるりと身体を回転させられ、バスルームの壁に手をついた。裕太はあたしの腰をつかむと、グイッと後ろに引っぱった。壁に手をついたまま、お尻をつきだすカッコになってしまう。恥ずかしい……恥ずかしいよぉ、裕太……。