小説投稿サイト『小説家で飛ぼう!』で殺害予告の小説がアップされ、その小説に基づくかたちで、神奈川県新観音崎市を舞台に殺人事件や自殺事件が続発。しかもその予告の小説は主人公の空野名義で公表されたものだが、空野は自分が知らない間にアカウントが乗っ取られ、勝手に何者かが書いた小説が次々とアップされていく急展開。やがて心理的に段々と追い詰められる主人公。インターネットの「巨大な蜘蛛」という怪物を相手に、彼は推理の刃で立ち向かえるのか?