深草千景は社内きってのモテ男である、小笠原将隆の車に当てられたことがきっかけで、彼と交際を始めた。だが、小笠原はある卑劣な目的のために、わざと車をぶつけて近づいてきたのだった。傷心の千景は、上司の神能勇人が自分をひそかに愛していた事を知る。そして、神能が新素材開発で表彰されることになっているホテルへと走り……。幸せの青い鳥は隣のデスクにとまっていた……。文具工房に勤める千景が、愛を見つけるまでのラブストーリィ。