けっして普通の『客』には存在すら知らされない『人形』。その『人形』と遊べるのは、ごく限られた『客』だけなのだ。今回『紹介』によってその権利を与えられた『客』は、ごく普通のマンションへ案内された。しかし、そこにいたのは極上の『人形』が1体。ルールさえ遵守すれば、どんなにも扱える『人形』は、『客』と『案内人』の間で壊れていく――